- 所属
- 昭和大学病院 ICU・CCU 看護師長(救急看護認定看護師)
- 略歴
- 出水中央高等学校衛生看護専攻科卒業後、社会福祉法人あそか病院就職、内科病棟配属。
1996年救急救命士資格取得。
1997年昭和大学病院就職、救命救急センター配属を経て現職。
2020年12月現在
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●点滴介助の基本とエキスパートのわざ
点滴・末梢ルート確保は、ナースの日常ケアの中でも頻度の高い業務の1つです。
特に高齢の方や疾患・状態によっては、血管が探しにくかったり、皮膚が脆弱でトラブルが起こりやすいこともあります。
そこで、この特集では、穿刺部位の選び方、わかりにくい血管の見つけ方等の穿刺の基本から、駆血帯の巻き方、翼状針・留置針の末梢ルートのとり方などについて解説します。
気をつけなければいけないのは、神経障害や点滴漏れなどのリスクを的確に回避することです。点滴介助における基本とエキスパートの“わざ”を紹介します。
【関連リンク】
ディアケア プレミアム:安全・安楽な末梢点滴の仕方:末梢ルートの上手なとり方と管理方法
※動画掲載のコンテンツとなります。
Part1 末梢ルート確保のコツ 1.血管がわかりにくい・とれないときの探し方
●血管の選び方の基本:前腕→上腕→下肢の順にまっすぐな部位を見つける
●特徴のある血管への対応:血管を拡張させたり、圧迫・伸展させる
●ポジショニングの工夫:穿刺部位が心臓より低くなるようにする
●駆血の強さ:末梢側の動脈が触知できる強さで行う
●末梢ルート確保の際は、必ず患者状態を評価する
Part1 末梢ルート確保のコツ 2.皮膚にたるみやしわのある場合の血管の探し方
●たるみやしわのある皮膚は、尺骨側に伸展させる
●留置したときにカテーテルの先端が曲がらないような血管を探す
Part1 末梢ルート確保のコツ 3.皮膚が脆弱でスキン-テアになりやすい患者の駆血帯の巻き方
●摩擦刺激を減らすため、太い駆血帯で、服の上から駆血する
●通常より弱めに駆血する
●事前に四肢の保湿を行う
●コラム 医療用テープ類の剥離時もスキン-テアに注意
Part1 末梢ルート確保のコツ 4.翼状針・留置針の末梢ルートのとり方
●血管の深さによって穿刺の角度を変える
●留置針使用時の注意:内針だけが入った状態にしない
Part2 末梢ルートのトラブルを防ぐコツ 1.神経障害・点滴漏れを防ぐ留置位置
●神経障害の防止:利き手でない前腕の皮静脈を選択する
●点滴漏れの防止:選びたい血管は、「まっすぐ」「太い」「弾力がある」
Part2 末梢ルートのトラブルを防ぐコツ 2.固定しにくい部位での点滴漏れを防ぐ固定方法
●手背など固定しにくい場所への留置:カテーテルが抜けないような工夫をする
●正中皮静脈への留置:きちんと固定されているか確認する
●患者教育により、注意して生活してもらう
Part2 末梢ルートのトラブルを防ぐコツ 3.せん妄や認知症のある患者にルート抜去をされないために
●せん妄患者への対応:“気にならない”“じゃまにならない”ルート管理を心がける
●認知症患者への対応:“気にならない”ルート管理を心がける
Part3 知っていると差がつく静脈ルート留置のコツ 1.感染を防ぐためのルート交換
●看護師や患者の皮膚の常在菌により、菌血症に。手指消毒を徹底する
●点適セットの接続部も消毒する
●頻回な点滴セットの交換は感染につながる
Part3 知っていると差がつく静脈ルート留置のコツ 2.血液が逆流してきた場合の対応
●逆流してきた血液は、生理食塩液で間欠的にフラッシュする
●コラム 血栓をつくらないためのロックの仕方
Part3 知っていると差がつく静脈ルート留置のコツ 3.静脈炎、神経障害、血管外漏出の予防・対処
●静脈炎の予防・対処:発赤や疼痛・腫脹がないか観察し、原因によって異なる対処をする
●神経障害の予防・対処:神経に触れないように穿刺、痛みがあればすぐに抜針
●血管外漏出の防止:カテーテルの移動や、使用する薬剤に注意する
2021年02月公開
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