ディアケアセミナー動画

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  【公開終了／質問への回答掲載】 1．摂食嚥下ケアにおいて持つべき視点

  退院時は誤嚥を繰り返し栄養摂取方法は胃瘻のみという患者さんであっても、在宅でしっかりフォローすることで、常食を口から食べられるようになることがあります。こうした変化には摂食嚥下訓練や環境調整だけでなく、患者さんの摂食嚥下機能と栄養摂取方法が合っているかを見きわめることが必要不可欠です。
  第1回では、戸原先生が訪問診療で経験されたある患者さんの症例やこれまでの研究結果をもとに、摂食嚥下機能を正しく評価することの大切さについてお話しいただきます。
  また、戸原先生が中心になって作成された「摂食嚥下関連医療資源マップ」についても紹介します。このマップは、食べることを地域で支えるしくみづくりの重要性から生まれたものです。ぜひご覧ください。

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  【公開終了】 2．食べられる？ 食べられない？ 観察のポイント

  摂食嚥下機能を評価する際、“とりあえず検査、とりあえず口腔内を見る”をやっていませんか？　実は、専門的な検査でなくても患者さんの様子を見ることでつかめる情報がたくさんあります。
  第2回では、摂食嚥下障害への介入で欠かすことのできない“観察”について詳しく解説します。患者さんの表情や呼吸、体勢などからわかる摂食嚥下機能にかかわるさまざまな情報を整理するとともに、現症を起こしている原因は何かを考え、どのようなケア・対応につなげていくのかをお伝えします。
  また、歯科専門の情報として口から咽頭への送り込みの改善に有効なPAP（Palatal Augmentation Prosthesis，舌接触補助床）についてもご紹介します。
  さらに、認知症のある方の観察や対応のポイントについても触れていますので、ぜひご覧ください。

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  【公開終了】 3．摂食嚥下障害への具体的な対応①　薬剤の見直し

  高齢患者さんの摂食嚥下障害の原因として見逃してはいけないのが薬剤の副作用です。摂食嚥下ケアへの対応といえばリハビリテーションに目が向きがちですが、患者さんが服用している薬剤のチェックは必要不可欠です。
  第3回では、摂食嚥下機能に深くかかわる薬剤を取り上げます。高齢者に処方されることの多い薬剤を中心に、摂食嚥下機能に影響する薬剤と誤嚥リスクを低下させる薬剤について解説していきます。患者さんを見て「あれ？　薬剤の副作用かな？」とすぐに気づけるように必須の知識を整理してお伝えします。

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  【公開終了】 4．摂食嚥下障害への具体的な対応②　ベーシックなリハビリテーション

  患者さんを観察し嚥下機能を評価したら、不足している働きを補うために“訓練”が必要となります。訓練には間接訓練、直接訓練をはじめ、さまざまな種類があります。摂食嚥下障害といっても患者さんによって状態はまちまちですので、患者さんの状態や症状から適切な訓練を選択することも大切です。
  第4回では、基本的なリハビリテーションとして間接訓練の中から「頸部リラクゼーション」や「ブローイング訓練」など、頸部・呼吸・声・喉元の訓練をいくつかピックアップし、各訓練の目的、対象となる人、具体的な方法をご紹介します。いずれも在宅でも取り入れやすい簡単なリハビリテーションですので、正しい方法を知って活用してください。

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  【公開終了】 5．摂食嚥下障害への具体的な対応③　日常生活の中でできるリハビリテーション

  離床や外出が日常生活の楽しみやQOL（Quality of Life ）の向上につながることをご存知ですか？　これは、日常生活動作（Activities of Daily Living, ADL）が低下し要介護状態にある高齢者の方にとっても同じようです。さらに、中川先生や戸原先生たちの研究によって、活動性やQOLを高めるという周囲からの働きかけによる心理的アプローチが、要介護高齢者の摂食嚥下リハビリテーションとしても有効であることがわかってきました。
  最終回の第5回では、中川先生らによる離床や外出等の活動性およびQOLと摂食嚥下機能との関連を調べた研究で明らかになったことをご紹介いただくとともに、そこから見えてきたこれからの訪問診療や訪問看護にとって必要な支援・ケアについてお話しいただきます。摂食嚥下ケアの目的は、食べる機能の改善だけではありません。患者さんのQOLを高めながら、“食べること”を支援していく方法を一緒に考えていきましょう。