- 所属
- 山口県立大学 学長
山口県立大学大学院 健康福祉学研究科 教授 - 略歴
- 1983年、山口大学医療技術短期大学部看護学科卒業後、臨床経験4年を経て、看護学校教員となる。
1999年、九州大学大学院比較社会文化研究科後期博士課程にて博士号取得。
1996年4月から山口県立大学看護学部着任。現在に至る。 - 所属学会
- 日本褥瘡学会理事
日本創傷・オストミー・失禁管理学会理事
日本保健医療社会学会評議員
看護理工学会評議員
2023年6月現在
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間接的サポートは、患者さんの体にクッションやピローなどを直接当てずに、マットレスの下から差し込み、体位を整える方法です。間接的サポートの目的には、患者さんの筋緊張の緩和や寝姿勢の安定性の保持などがあり、患者さんが快適かつ安楽に過ごせる支持方法の1つです。
このコンテンツでは、間接的サポートの基本的な方法はもちろんのこと、体位変換における実践方法や、応用編として手術室での活用例もご紹介します。
ただし、患者さんの体位をサポートするうえで、直接的サポートのほうが有効な場面もあります。直接的サポートと間接的サポートのそれぞれの特徴を解説した動画もありますので、ぜひご覧ください。
大切なのは、2つのサポート方法の違いを知り、患者さんのニーズや状態に応じて、適切に使い分けることです。間接的サポートと直接的サポートを組み合わせて、効果的なポジショニングの実践に役立ててください。
この動画では、間接的サポートと寝位置の確認について解説しています。ベッド上で臥床した患者さんのポジショニングを行う場合、ベッドの背の屈曲ポイント、つまり背上げ軸の位置と、その指標となる患者さんの大転子部の位置を合わせることがとても重要です。これが、すなわち患者さんの正しい寝位置になるためです。寝位置を合わせるための方法を、具体的にご紹介していますので、ぜひご覧ください。
この動画では、上半身と下半身に分けて、間接的サポートの効果的な実践方法について解説しています。
ポジショニングは、点で支えるのではなく、面で支えることが大切です。ピローやクッションの選択、またマットレスの下への差し込み方を誤ると、患者さんの体の軸にねじれが生じ、寝姿勢の安定性が損なわれてしまいます。
動画では、実際に全身体圧計を用いて、差し込み方による体圧の違いをお見せし、サポートの方法次第で、圧の高低と集中の程度が大きく変わることを説明しています。
間接的サポートの方法とコツを整理しましたので、ぜひご覧ください。
この動画では、体位変換としての間接的サポートの方法を解説しています。体重がかかり圧迫されている部位を変更し、体に適度な刺激を与える方法として、間接的サポートはとても有効です。
間接的サポートは、当初、「小枕法」として北欧から日本に導入されました。小枕法は、患者が臥床しているマットレスの下に小枕を置いて、体の一部を挙上させることで体圧管理を行う方法です。小枕は、肩や踵、腰など、置く場所を移動させて、体の向きや姿勢を変化させます。小枕の動かし方は、規則的、ランダム、どちらの方法でもよく、患者さんの体に刺激を与え続けることが大切です。
動画の後半では、直接的サポートと間接的サポートによる体位変換の特徴についてもご紹介します。
4.呼吸・嚥下・褥瘡予防を考慮したポジショニング(直接的サポート)
この動画では、呼吸、嚥下によく、褥瘡予防にもつながるポジショニングをご紹介します。頭側挙上30°の状態で調整するこのポジショニングでは、直接的サポートのほうが適しています。この体位では、手や足の重さを支持することが大切です。体の細かな凹凸や関節に沿わせることができる直接的サポートのほうが、局所への対応には有効なのです。
どういった目的で、体のどの部位をどのようにサポートするのかを考え、適切なサポート方法を組み合わせてポジショニングを行うという発想が重要です。
この動画では、間接的サポートを用いて、患者さんがベッド上で安全に食事を摂っていただける方法を解説しています。
ベッドの構造上、背上げしても90°までは上がらないために、例えば患者さんが自力で食事摂取される場合は、誤嚥のリスクが生じます。そのため、しっかりと背を立たせ、背部全体をサポートする必要があります。
動画では、直接的サポートを行った場合と比較し、食事中も姿勢が崩れない間接的サポートの方法をご覧いただきます。また、誤嚥を防ぐ大切なポイントであるオーバーテーブルの高さ調整についても説明しています。
この動画では、間接的サポートの応用編として、手術室で活用できる方法をご紹介します。
長時間に及ぶ手術や体位の特殊性により、手術室では、患者さんの褥瘡発生率が高まる場合があります。間接的サポートをうまく取り入れることで、体の一部に過度な圧迫がかかるのを避け、患者さんの体を滑らかにサポートすることができます。
ここでは、その一例として、低反発ウレタンフォームを使用したポジショニングについて解説しています。手と足の神経への圧迫を防ぎ、リラックスした状態で支えるための工夫をご覧ください。
2021年11月公開
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