- 所属
- 群馬大学大学院保健学研究科
教授
- 略歴
- 岡山赤十字看護専門学校、関東学園大学卒業、東京医科歯科大学大学院修了、看護学博士。
その後、群馬大学着任、現職。 - 所属学会
- 日本エンドオブライフケア学会 理事
日本ケアマネジメント学会 理事
日本老年看護学会
日本看護科学学会
日本認知症ケア学会
日本在宅ケア学会
2026年2月現在
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アドバンス・ケア・プランニング(以下、ACP)とは、「人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族や医療・ケアチームと事前に繰り返し話し合うプロセス」です。療養者本人が認知症をもつ場合、徐々に意思表示や意思疎通が困難になっていくなかで、このような話し合いをどう行えばよいか、難しく感じることもあるでしょう。
このセミナーでは、認知症の療養者が示す意思をくみ取り、ACPを引き出すための知識や考え方をお伝えしたうえで、かかわり方のコツやコミュニケーションスキルを紹介します。講義の最後には、具体的な事例も挙げて解説しています。皆さんであればどのように接するか、ご自身がかかわる療養者を思い浮かべながらご覧いただければと思います。
認知症の人とその家族に何らかの意向や意思を確認しようとした際、本人ではなく家族のほうに尋ねたり、家族から出た意見を優先してしまうことはありませんか? 認知症によって意思の表出や意思疎通が困難になってきたとしても、その人のことを「意思決定ができない人」だと決めつけてしまってはいけません。講義1では、認知症の人が示す意思についての考え方を共有し、ACPと意思決定支援に関する基本的知識を解説します。
意思決定は、その場ですぐにできるものではありません。場の環境を整え、本人や支援者への配慮をしたうえで、ACPを引き出すためのさまざまなコミュニケーションスキルを駆使してかかわります。
コミュニケーションにおいては、認知症の人がどのような特徴をもち、どのような配慮が必要なのかを押さえておくことが大切です。具体的なやりとりの実演も交えて、認知症の人とのかかわり方のコツを紹介します。
人生の最終段階にもつ希望は、人によって千差万別です。「口からご飯を食べたい」「最期まで自宅で暮らしたい」、あるいは「そんな先のことはわからない」と話す方もいます。絶えず、本人の意思を確認し続けること、あらゆる意思をまずは受け入れ、最善を尽くすことが大切です。
本人の意思を尊重するためのかかわり方について、いくつかの事例を紹介します。
2026年05月公開

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